SONY創始者、井深大さんの『幼稚園では遅すぎる―人生は三歳までにつくられる!』を読んだ感想

生後3カ月の赤ん坊にもバッハがわかる

園児を対象にどんな音楽が好きかを調査ししたところ、じつに意外な結果が出ました。

幼児が一番興味を示したのは、なんとベートーベンの第五交響曲「運命」でした。

テレビで朝から晩まで流している歌謡曲は二番目に人気があり、幼児のための音楽とされている童謡は、もっと人気がありませんでした。

僕たち大人が、少なからず敬遠している高度なクラシック音楽を、子供たちはいちばんおもしろいというのです。

幼児には、生まれた時から複雑なシンフォニーを理解できるだけの音楽的感覚が備わっているのでしょうか。

これは、最近僕が読んだ本「幼稚園では遅すぎる―人生は三歳までにつくられる!」の抜粋です。

幼児教育の専門家である井深大氏が書かれたものです。

ほかにも、こんなことが書いてあります。

規格サイズの画用紙を与えれば規格サイズの人間にしかならない

子供に絵を描かせる時、「絵をどんな大きさで書こう」というところから考えるのに、親や先生が与える画用紙は、みな同じ大きさに切ったものを渡され、自分の好きな大きさの画用紙を取ってくることができない。

子供がはじめてクレヨンを手にした時、真っ白い紙の上に自分の手の動くままにクレヨンや鉛筆の痕跡が残っていることに気づいた時、子供の頭の中には、親の想像できない広い世界が広がっているはずです。

その世界は当然、規格サイズの画用紙からははみ出す。

規格サイズの画用紙を与えられた子供は、知らず知らずのうちに、小さな世界の中に、チマチマとまとまった絵を描けば親が喜び、先生が褒めてくれるという既成観念位とらわれた子に育ってしまう。

深いですね。

こういうようなトピックスが、100個近く掲載されています。

書籍:幼稚園では遅すぎる―人生は三歳までにつくられる!

井深大氏は、ソニーの創始者でもあるのですが、一方で子育てについて深い関心を持ってこの本を書かれたそうです。この本の初版は、1971年と古いのですが、今読んでも古臭さを感じない良い内容だと思います。

この本によると、幼児の可能性は3歳までに決まってしまうこと、僕たち大人は「赤ちゃんだから○○ができない」とすぐに決めつけ赤ちゃんの可能性を摘んでしまっていることを指摘されています。

乳幼児にどのように接したらよいのかという疑問を持つ親に対して、幼児の能力を最大限に伸ばす育て方と環境づくりをわかりやすく説明してくれる一冊です。

是非一度、小さななお子さんをお持ちの方は読んでみてください。僕は大変勉強になりました。

以上

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30代男性、一児の父。「純粋に育児をしたい」&「出産後の妻のケア」を目的に約7カ月間の育児休業を取得しました。自分の育児休業経験を通じて男性目線で子育てに関する記事を書いています。これから育児休業を取得しようと検討している男性、またそのご家族の方の参考になれば幸いです。なお現在は仕事にも復帰して働いております。 →詳しいプロフィールはこちら